「何回も外壁塗装をしたくないし、高耐久の塗料で塗装をしたい」
そんな方にお勧めなのが、最高級塗料のフッ素塗料です。
ここではフッ素塗料についてメリットやデメリットを紹介していきます。
フッ素塗料とは
フッ素塗料とは、フッ素樹脂を主成分とし蛍石を配合することで作られた高性能塗料です。
その耐久性の高さから一般住宅だけでなく、「六本木ヒルズ」「スカイツリー」「明石海峡大橋」といった建築物にも使用されている塗料です。
耐久性
18~20年程の耐久性を持ちます。
価格単価
¥3,500/㎡程の価格単価です。
フッ素塗料の特徴
最高級の耐久性
フッ素塗料は住宅塗料の中で最も高い耐久性を誇ります。
防汚性、耐薬品性、低摩擦性、耐候性と様々な機能面において高い性能を持っています。
紫外線に対しても高い耐久性をもっており、塗装したての美しい状態が長期間続くという特徴もあります。
親水性
親水性とは、塗膜が水に濡れた際、水と密着しやすいという性質です。
親水性が高いと、雨天の際に雨が塗膜と汚れの間に入り込み、雨の力を利用して汚れを落とすという「セルフクリーニング」を行ってくれます。
その為、何も手入れをしなくても美観性を保つことが出来ます。
弾性
弾性とはゴムのように伸びる性質のことです。
住宅は地震や建材の水分の吸放出などにより伸縮を繰り返しています。
弾性の無い塗料の場合、建材の伸縮に耐えられずに塗膜が切れてしまうということもありますが、フッ素塗料は弾性により塗膜切れを防ぐことが出来ます。
動きの多いモルタル外壁や、木部などにも高い密着性を発揮することが出来ます。
フッ素塗料のメリット
①塗り替え回数が少なくて済む
外壁塗装は塗膜が耐久性を失っていく為、定期的に行う必要があるメンテナンスです。
フッ素塗料は耐久性が高い為、外壁塗装を行うスパンが少なくなります。
②塗りたての美観性が長く続く
塗装は塗った直後で耐久性がある場合でも汚れは付着します。
フッ素塗料は親水性が高くセルフクリーニング効果があることから、耐久性を失うまでの長期間で美観性を保つことが出来ます。
フッ素塗料のデメリット
①コストパフォーマンスは良くない
フッ素塗料は塗料価格が非常に高い塗料です。
その為、シリコン塗料やラジカル塗料に比べ、コストに対してのパフォーマンスはやや低い塗料です。
まとめ
フッ素塗料は塗料に拘る方にもお勧めできるほど高機能を持つ塗料です。
大切なマイホームを美しく保つためにも、フッ素塗料での塗装を検討してみてはいかがでしょうか。